大衡村ふるさと美術館について

大衡村出身の洋画家 菅野廉の作品を所蔵する『大衡村ふるさと美術館』は、平成4年に自然豊かな『昭和万葉の森』の一隅にオープンしました。
菅野廉は、1889年(明治22)大衡村大瓜に生まれました。
山を愛し「蔵王の画家」と呼ばれ、肖像画の名手としても知られた廉は、宮城師範学校在学中、画家の小圃六一に師事し、その後両親に猛反対されながらも、東京美術学校図画師範科(現在の東京藝術大学)に進み、本格的に絵の道に進みます。
20代で才覚をあらわすと、中央美術展や二科展に度々入選し、42歳にしてフランスの土を踏みます。 滞在中にはサロン・ドートンヌ展に入選し、帰国してからも東京での活躍は続きます。
太平洋戦争がはじまると、53歳で従軍画家としてインドネシア方面に赴きました。帰国後大衡村に疎開中、東京大空襲によってアトリエは焼け、それまでのスケッチ、エスキース作品のほとんどを失いました。
終戦後は仙台に移り住み、廉が東北の画家として活躍し始めるのはこの時期で、従軍画家当時に描いたインドネシアのスケッチやパリ時代の成果、ふるさと七つ森の風景をひとつの画面に溶け合わせた「収穫の秋」を発表。この作品は、空襲で一切を焼失した菅野廉が絵筆で作り上げた新しい故郷の姿といえる作品となりました。
また、「東北の画家は東北の絵を描かなければならない」との思いから、廉は『東北ルネッサンス』という言葉をよく口にし、廉が主宰した『蔵王写生会』の活動がその実践の形だと語っています。昭和40年に始まった『蔵王写生会』は、現在も廉の遺志を継ぎ、活動を続けています。
廉は一貫して具象画を描き続けましたが、晩年に向かうほど省筆が進み、色彩も明るくなっていきました。
94歳の時に盤司岩を描いた作品が完成したころ、親しい人に「自分流の色の乗せ方がわかった。これでいける。」と語ったそうです。
1988年(昭和63)、病床で描きかけの山の空に色を置き,7月12日の誕生日まで4日だけ残し98歳で永眠しました。
企画展
大衡村ふるさと美術館では令和8年度は下記の企画展を予定しています。
令和8年度大衡村ふるさと美術館企画展予定表(PDFファイル:459.7KB)
(注意)予告なく展示内容が変更となる場合がありますのでご了承ください。
さかいふうか作品展「並行世界クロニクル」
開催期間
9月19日(土曜日)から10月18日(日曜日)まで
開館時間
午前10時から午後4時まで
東北生活文化大学 美術学部表現美術学科 選抜作品展
開催期間
10月31日(土曜日)~11月15日(日曜日)まで
開館時間
10月会期中は午前10時~午後4時
11月会期中は午前9時30分~午後3時30分
スマホ大衡村百景展2027 作品募集
ふるさと美術館企画展「スマホ大衡村百景写真展」開催にあたり、村の風景・生活・歴史・イベントなどをスマートフォンで撮影した写真を募集します。
皆さんのお気に入りスポットや、スマートフォンだからこそ撮れるとっておきの1枚をぜひご応募ください。
応募資格
村内在住の方、在勤の方、村をこよなく愛する方
募集作品
令和7年12月1日以降スマートフォンで撮影した未発表、未編集のもの。
一人2点まで応募できます。
応募期限
令和8年11月15日(日曜日)
応募方法
撮影した写真データと住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、タイトル、コメント(100から150文字)、撮影場所を下記URLより入力しご応募ください。
https://logoform.jp/form/wfi8/1474808
その他
作品の著作権は村のものとし、広報紙やポスターなどに使用する場合があります。
問合せ
社会教育課 022-345-2197
ギャラリーコンサート
今後の予定
12月13日(日曜日)に「クリスマスジャズコンサート」を予定しております。内容は、近くになりましたらホームページにてお知らせいたします。
美術館企画展会場で演奏してみたい方を募集しております。演奏は企画展示の印象を損なわないものとし、楽器等音楽設備は持ち込みとなります。
ご希望の方は、社会教育課・公民館(022-345-2197)までご相談ください。
住所等
ふるさと美術館
〒981-3602
宮城県黒川郡大衡村大衡字平林39番地12
電話番号 022-345-0945
この記事に関するお問い合わせ先
社会教育課 社会教育係
〒981-3692 宮城県黒川郡大衡村大衡字平林62番地
電話番号:022-345-2197
ファックス番号:022-344-2597
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